ドイツ プロイセン1850年16ダカットゴールドメダルPCGS UNCディテール
商品説明
かってドイツ北部に存在したプロイセン王国のフリードリヒ・ヴィルヘルム4世の即位10周年に発行された16ダカット試作金メダルになります。
年号は入っていませんがフリードリヒ・ヴィルヘルム4世は1840年の即位ですから、1850年の鋳造ということになります。
貨幣では表現することができない立体感は素晴らしく、16ダカットですので、手にしたときの重量感は通常の貨幣では経験できるものではありません。
現在鑑定されているものは全部で4枚です。
NGCではMS61が1枚、PCGSでは商品も含めて3枚です。
最高鑑定はSP63+で1枚、SP61の1枚と続き、商品は世界ランク第4位になります。
MS62相当と保証付きでヨーロッパのコイン商より購入しましたが、残念ながらDetail鑑定となりました。
人の手で細工されているという評価です。
クリーンやリペアーは写真では細部まで判断できませんので、販売者の申告に委ねることになりますが今回は裏切られた形です。
それでもPCGSでは世界に3枚ですので稀少性は充分かと思います。
そして、驚くべきことに、この商品も含め鑑定されているもの全てが日本に存在するのです。
日本ではメダルの人気はまだまだといった感じですが、それでも鑑定品が全て日本国内にあることの意味は、少数ながら解っている方は解っているということでしょうか。